秋津 智承(あきつ ちしょう)
僧侶でまたチェリストとして、広島を本拠にコンサートやセミナーの主宰を多く手がけ、共演者に景山誠治、加藤知子、伊藤恵氏ら日本を代表する演奏家を招き、「秋津智承とゆかいな仲間たち」、「秋津智承とすばらしい仲間たち」、「チャペルコンサート」等のシリーズで定期的にソロ、室内楽のコンサートを開く。自宅である願船坊では定期的にコンサートを開催しており、毎年5月に「お庭コンサート」、9月に「平和コンサート」、大晦日には「ゆく年くる年コンサート」を開催。平成29年4月より毎水曜の早朝、朝活(朝コン)を開催しており、メディアにも注目されている。
8歳の時、斎藤秀雄氏にチェロの手ほどきを受け、桐朋学園大学、ボストン・ニューイングランド音楽院を卒業。1977年第46回日本音楽コンクール第2位、1986年第8回チャイコフスキー国際コンクール第7位入賞。これまでに仙台フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者、水戸室内管弦楽団のメンバーを歴任するほか、桐朋学園大学・広島大学・相愛大学・広島音楽高校で講師を務める。
現在、相愛大学大学院・NHK文化センター広島教室講師。浄土真宗本願寺派、願船坊住職。
これまでにCD「バッハ無伴奏チェロ組曲全曲」「ラテンの夜~あうんのふたり~」をリリース。2008年5月NHK BS2『クラシック倶楽部 秋津智承~京都の庭園に響くバッハ~』は大変好評を博した。